本年度中之島祭実行委員長の吉満多聞です。さて、今年の中之島祭のテーマですが、「明」になります。
明には、2つの意味を込めています。1つは、「先見の明」などの言葉があるように「物事の先を見通す力」という意味があります。例年、中之島祭は医学部の学生が中心となって運営しているのですが、我々医学生に求められているのは、医学の知識を吸することだけではなく、社会的なリーダーとしての役割があると考えます。今年度の中之島祭でも医学を中心とした企画を様々ご用意しています。来場者の方にそれらに触れてもらうことで、この社会的なリーダーとしての役割を果たします。
2つ目に「夜明け」という言葉があるように明という漢字字体に「夜が明けること」という意味があります。実行委員の多くがCovid-19の影響を受け、授業、実習、学生生活の様々な行事を十分に体験できないまま、日々を過ごしてきました。この中之島祭では、感染対策には十分留意しながらも、感染症への恐怖、抑圧感を払拭する「夜明け」となるような学祭を目指します。
最後に、同時期に西医体の主管の運営での激務を乗り越えた仲間とこの学祭をも変えられることを何よりも誇りに思います。
医学科4年 吉満多聞
